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お知らせ

薬学実務実習

こんにちは。株式会社エスファーマシーの実務実習指導薬剤師です。
当社では毎年、未来を担う薬学生を積極的に受け入れ、薬剤師としての第一歩をサポートしています。

先日、令和7年度の第1期実務実習が無事に終了しました。約2ヶ月半という長いようで短い期間でしたが、学生さんの成長ぶりに目を見張る日々でした。最初は緊張した面持ちだった実習生が、患者さんへの服薬指導や調剤の流れを理解し、自ら考えて行動するようになる姿を見ると、指導薬剤師としてのやりがいを強く感じます。

薬局実習は、単なる「勉強」ではありません。現場での経験を通じて、患者さんとの向き合い方や、チーム医療の中での薬剤師の役割を肌で感じ取ってもらう大切な機会です。そして、実は私たち指導する側も、学生の新鮮な視点や質問から、あらためて日々の業務を見つめ直すきっかけをもらっています。

5月19日からは第2期の受け入れが始まります。
どんな出会いがあり、どんな成長が見られるのか——今からとても楽しみです。

実習を通して、薬剤師という職業の魅力や責任の重さ、そして患者さんの「ありがとう」に支えられるこの仕事の尊さを、しっかりと伝えていければと思っています。

これからもエスファーマシーは、薬剤師の未来を育てる場として、実習生との時間を大切にしていきます。

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お知らせ

医療DX推進体制整備加算に関するお知らせ

乙訓調剤薬局グループ店舗は、オンライン資格確認により取得した診療情報・薬剤情報を実際に調剤に活用可能な体制を有するとともに、電子処方箋及び電子カルテ情報共有サービスを導入し、質の高い医療を提供するため医療DXに対応する以下の体制を確保しています。


●オンライン請求の実施。
●オンライン資格確認を行う体制。
●電子資格確認の仕組みを利用して取得した診療情報を閲覧又は活用し、調剤できる体制。
●電磁的記録をもって作成された処方箋を受け付ける体制。
●電子カルテ情報共有サービスを活用できる体制。
●マイナンバーカードの健康保険証利用の使用についての一定程度の実績。
●電磁的記録による調剤録及び薬剤服用歴の管理体制。

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第8回 在宅研究会 が開催されました。

株式会社エスファーマシーでは社内勉強会の一環として、在宅医療に関する知識をアップデート、もしくは基礎力向上のために、在宅推進教育課長の桑原氏による在宅研究会が開催されています。

今回の在宅研究会のテーマは、「嚥下機能評価を頑張ろうの会」です。

嚥下機能に関して理解を深め、実際にオブラートやトロミ剤、服薬ゼリーを使い錠剤を服用し、実体験を通じて患者様の薬の服用に関して改めて考える良い機会となりました。

実際に服用してみての所感ですが、大きな錠剤はオブラートやトロミ剤など嚥下補助製品を使用しても飲みにくい、ということがよくわかりました。薬剤師からのOD錠や粉砕などのへの切り替え提案がいかに重要か理解できました。

桑原氏が紹介していた嚥下機能を評価するPILL-5というアセスメントツールを用いて、簡便に嚥下機能を評価し、患者様それぞれの嚥下状況に適した薬剤や服用方法を提案していけたら、患者様の服薬状況の改善に繋がるのではないかと思います。

次回の第9回在宅研究会のテーマは未定です。

日程は決まり次第ご連絡いたします。お楽しみに! 

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イベント

第7回 在宅研究会 が開催されました。

株式会社エスファーマシーでは社内勉強会の一環として、在宅医療に関する知識をアップデート、もしくは基礎力向上のために、在宅推進教育課長の桑原氏による在宅研究会が開催されています。

今回の在宅研究会の大きな目標として、「服薬調整支援料と調剤後服薬管理料の算定に至るまでの課題を共有し、月曜日から各店舗で算定ができるようになること」です。

算定までの流れや薬歴記載における注意点などが紹介されました。また、実際に算定に至った事例紹介があり、他の店舗ではどのような取り組みにより加算の算定を行っているのかを知ることができ、とても勉強になりました。

新設された加算や内容が複雑な加算はどうしても算定するにはハードルが高く感じます。しかし、実際の事例を確認してみると、そこまで難しくないケースもあります。

こういった機会に意見交換・情報共有をして会社全体として、加算の取り漏れがないようにしていきましょう!

次回の在宅研究会のテーマは未定です。日程は決まり次第ご連絡いたします。お楽しみに!

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お知らせ

令和6年10月からの選定療養費に関してのお知らせ

国が定める制度が変更となり、2024年10月1日から、後発医薬品のある先発医薬品(長期収載品)を患者様自身でご希望した際に、選定療養費として自己負担金が別途発生する場合がございます。

※選定療養費とは…患者自らが選択した特定の医療サービスに対して、通常の医療費とは別に追加で支払う費用のこと

詳しくは下記サイト(厚生労働省の外部サイトにジャンプします)をご確認ください。
【厚生労働省 後発医薬品のある先発医薬品(長期収載品)の選定療養について】


患者様のご希望で先発医薬品をご利用されると、別途金額が自己負担となる場合があります。
先発医薬品と後発医薬品(ジェネリック医薬品)の差額4分の1相当の金額を医療保険の負担額とは別に追加でいただく制度です。
特定疾患などの各種公費負担制度受給対象である場合においても発生する負担金になります。

以下の場合は対象外です
・医療上の必要性により医師が先発医薬品を指定した場合
・薬局に在庫がなくて後発医薬品を調剤できない場合

何卒ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。

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第17回 日本緩和医療薬学会年会

在宅推進教育課長の桑原です!

2024年5月26日、第17回日本緩和医療薬学会年会で
「在宅緩和ケアにおいて薬剤管理サマリーを活用することで切れ目のない薬物治療に貢献できた2事例」について、ポスター発表させていただきました。

昨年の第16回日本緩和医療薬学会年会で「小腸がん末期症例を通じて見えてきた在宅緩和ケアにおける課題」の1つとして、医療機関の薬剤師と薬局薬剤師の連携の強化の必要性を報告いたしました。


この度、退院時に発行される薬剤管理サマリーを活用することで、入院治療から在宅治療の移行において、切れ目のない薬物治療を実践するこでができたため、昨年の続編としてポスター発表を行いました。

当日は薬局薬剤師はじめ、病院薬剤師の先生方から多くの質問やお声がけをいただきました。
今回発表させていただきました事例が一人でも多くの患者様のためになるよう、これからもいち医療人として精進したいと思います!

在宅推進教育課長 桑原宏昌

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在宅対応推進研修会が開催されました

在宅推進教育課長の桑原です!

5/16に京都府薬剤師会・乙訓薬剤師会共催で在宅対応推進研修会がzoomで開催されました。

令和6年度調剤報酬改定で新設された在宅薬学総合体制加算において、 「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」等の内容を踏まえた意思決定支援等に関する事項が含まれていることが望ましいとのことで、在宅対応研修会が開催される運びとなりました。

今回のテーマは「緩和」とのことで、私からは「在宅緩和ケアにおける薬剤師の対応事例」について、「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」等の内容を踏まえた介入事例を6つご紹介させていただきました!


在宅支援みさ薬局の金山先生からは「緩和領域における薬薬連携」について、ゆう薬局在宅支援センターの河合先生からは「麻薬持続皮下投与依頼後の対応例」についてお話ししてくださり、金山先生の患者様への向き合い方・多職種との連携のとり方、河合先生の取り組みはとても勉強になりました。

今回の研修会で勉強させていただいた事は、日々の患者様のご支援に活用させていこうと思います。

これからも在宅医療の活性化に取り組んでまいります!

在宅推進教育課長 桑原宏昌

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第5回 在宅研究会 が開催されました。

株式会社エスファーマシーでは社内勉強会の一環として、在宅医療に関する知識をアップデート、もしくは基礎力向上のために、在宅推進教育課長の桑原氏による在宅研究会が開催されています。

今回のテーマは「災害発生時における対応に係る研修〜薬局における災害発生時対応について考える会~」ということで、前半の内容は薬剤師の宮本氏が東日本大震災の被災地での活動をふまえて、薬剤師が災害支援活動に参加する意義について講義をして下さりました。


以下、宮本氏の研究会参加の感想です。--------------

『2011年の東日本大震災の時に東北で行った災害支援活動について発表しました。
過去の状況をふまえた上で、現在、災害にそなえて地域住民の方々の命を守るためにどのような対策をするべきか、意見を交換することができました。
特に在宅患者の方々は非常時に早急な対応が必要であることも多いため、各店舗で具体性をもった対策を考えておくべきであると意識を共有できました。』
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今回は石川社長からも、自身が参加されていた東日本大震災の災害支援活動に関するお話があり、会社として災害支援活動を積極的に支援していきたいとのことでした。

後半の内容は桑原氏から、在宅患者における災害時対応カンファレンスに参加した時の内容を共有していただき、災害時における在宅患者さんの対応について意見交換会をしました。

昨今、自然災害が多発する日本において、災害時医療の重要性を理解しすることは非常に大切です。

日々、情報をアップデートし、有事の際に支援活動へ参加できる医療人になっていきましょう。

次回の在宅研究会のテーマは、「薬歴記載に必要なことについて~質的向上、効率化を目指して~」です。日程は決まり次第ご連絡いたします。お楽しみに!

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第4回 在宅研究会 が開催されました。

「第4回在宅研究会」が下記内容にて開催されました。

テーマ:特定保険医療材料に触れてみよう

●開催日:2024年1月27日(土)
●時間:18時〜20時
●場所:バンビオ 創作室1(定員60名)
●持ち物:白衣もしくは汚れても良い服
●プログラム:18:00〜18:15 座学
       18:15〜19:30 実技
        19:30〜20:00 まとめ

株式会社エスファーマシーでは社内勉強会の一環として、在宅医療に関する知識をアップデート、もしくは基礎力向上のために、在宅推進教育課長の桑原氏による在宅研究会が開催されています。

今回のテーマは『特定保険医療材料に触れてみよう』
点滴のルートや針、胃瘻の投与、気管切開後留置チューブの構造について、見本を使って各テーブルごとに分かれて、実際に触りながらの実技研修を行いました。
また、これらの特定保険医療材料についての保険請求についての内容にも触れております。

在宅医療に関して、普段見慣れないような医療材料や、レセコン入力、処方せん内容など、幅広くテーマを取り扱い、社内で共有してまいります。今後必要な知識となってくると思いますので、ご都合がよろしければ是非、ご参加していただけると幸いです。

次回予定テーマ:薬局における災害時対応について
開催日:2024年5月18日(土)
時間:18時〜20時(軽食あり)
場所:バンビオ

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第3回 在宅研究会 が開催されました。

株式会社エスファーマシーでは、在宅推進教育課長の桑原氏による在宅研究会が開催されています。

第3回のテーマは『在宅訪問の請求業務を理解しよう~在宅患者特有の調剤報酬編~』

保険薬局ではレセプト請求は業務において必須です。

しかしながら、見たことのない処方内容や保険内容にはしばしば出会います。

そういった、なかなか出会わない内容や、よくある内容を勉強会で共有し、基礎知識向上、知識のアップデートをしていきます。

保険薬剤師にとって、請求業務への理解はとても大事なことです。今回の研究会は事務、薬剤師ともに請求業務に対する理解の深まる有意義な時間となりました。

次回の在宅研究会、予定テーマは『特定保険医療材料に触れてみよう』

みんなでお弁当を食べながら知識のアップデートしましょう!よかったら是非、ご参加ください。